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「BGSに漫画を出したいのに、どこに問い合わせても受付停止って言われる……」そんな状況に直面している人、今すごく多いんですよね。
2026年に入って漫画鑑定への関心は高まる一方なのに、肝心の受付状況がはっきりしない。「じゃあBGS以外に出せる会社はないの?」という疑問にこたえる情報がなかなか見つからない。この記事ではその疑問に、2026年9月30日時点で確認できる事実だけをもとに正直にこたえます。
🔍 この記事でわかること
- 2026年9月時点でBGS以外に漫画を鑑定できる会社が存在するか
- CGCや国内鑑定会社の参入状況(正直な現状)
- BGSが再開したときに備えてできる準備
- 鑑定に出すのが経済的に合う本・合わない本の目安
📌 結論:2026年9月時点では「出せる会社がない」のが現実
BGSは漫画・雑誌の新規受付を停止中。CGCは漫画鑑定をまだ公式に開始していない。国内鑑定会社で漫画単行本を受け付けているところも確認できていません。
つまり現時点では、どこにも漫画を鑑定に出せる状況ではない、というのが正直なところです。ただし状況は流動的なので、この記事では「なぜそうなったか」「何を待てばいいか」「今できる準備」を整理します。
BGSで何が起きているのか——停止の背景を整理する

まずBGS(米Beckett Grading Services)の現状から確認しましょう。BGSは2024年1月に漫画単行本の鑑定を開始し、同年10月には雑誌サイズにも対応しました。漫画コレクター界隈では大きな話題になりましたよね。
ところが2026年8月、国内の代行業者がBGSからコミック・雑誌の新規受付中止の連絡を受け、代行の新規受付を停止したと告知しました。さらにBeckett公式サイト自体が2026年9月9日からメンテナンス状態に入り、9月30日時点でも通常閲覧できない状況が続いています(maintenance.beckett.comへ転送される)。
9月15日に臨時フォームでカード鑑定のBase・Standard・Expressが部分再開し、その後9月30日時点ではExpressのみに絞られています。Base・Standard・Beckett EUのオンライン提出・新規のAuthentication Servicesは停止中。そしてどの案内にも漫画・雑誌に関する記載はありません。
なぜここまで大規模な停止が起きたのか。報道によれば、Beckettのカード鑑定の受付数が前年比で+102%、TCG(トレーディングカードゲーム)に限ると+159%という爆発的な増加が処理能力を超えたとされています。これはカードの数字であり漫画の件数ではありませんが、施設全体のキャパシティが逼迫していることは間違いなく、その影響が漫画部門にも及んでいると考えるのが自然です。
BGSの最新の受付状況については、BGS漫画鑑定停止2026年の詳細まとめに随時情報をまとめていますので、そちらも確認してみてください。
国内の代行業者は2026年9月30日時点でも新規受付を停止したままで、「BGSが受付を再開した場合は弊社でも再開する」という条件付きの案内のみ。具体的な再開時期は示されていません。なお、すでに提出済み・鑑定中の分は通常どおり鑑定・返送されると案内されています。
CGCは「準備中」——公式に出せる状態ではない
「BGSがだめならCGCはどうか」という声をよく聞きます。CGC(Certified Guaranty Company)はアメリカンコミックの鑑定で世界最大規模の実績を持つ会社で、漫画(日本のマンガ)への参入を期待する声は以前からありました。
2026年時点の状況を正直に言うと、CGCで漫画を出せる状態にはないです。漫画鑑定の専門担当者募集や香港拠点の整備が報じられており、準備が進んでいることはうかがえます。ただし公式サイトに漫画向けサービスの案内は存在せず、開始日も料金も未公表の状態です。
CGCの動向についてはCGCの漫画鑑定参入は本当?2026年時点でわかっていることに詳しくまとめています。期待が高い会社なだけに続報が気になる方はぜひ。
「CGCに出した」「CGCで受け付けてもらえた」という情報をSNSで見かけることがあるかもしれませんが、アメリカンコミックとマンガ(日本の漫画単行本)を混同したものか、公式サービス開始前のテスト的な対応の可能性があります。公式に開始が発表されるまでは「出せる」と判断しないほうが安全です。
国内の鑑定会社は漫画に対応しているか
ARS(Authentication and Rating Service)をはじめ、国内にはトレーディングカードの鑑定会社がいくつか存在します。「国内で完結するなら手間も費用も減るのでは」と考えるのは自然なことです。
ただし2026年9月時点で、漫画単行本の鑑定受付を公式に確認できる国内鑑定会社はないというのが現状です。トレカの鑑定実績はあっても、漫画への対応は別の話。サービスとして公式に案内されていない以上、「出せる」という前提で動くのはリスクがあります。
「知人が国内業者に漫画を出した」という話が出回ることもありますが、非公式な対応や特定の条件下でのケースである可能性があり、一般的に再現できるかは分かりません。気になる業者があれば直接問い合わせて公式の回答を確認することをおすすめします。
今すぐできること——再開に備えた3つの準備

どこにも出せない今、何もできないかというとそうではありません。受付が再開したときにスムーズに動けるよう、今できる準備を整えておくことが大事です。
1. 鑑定に出す本の候補を絞り込む
鑑定費用は決して安くありません。停止前の国内代行料金の目安は、スタンダードで1冊12,500〜13,000円(公称45営業日・実際は約90日)、エクスプレスで1冊16,000〜16,500円(公称20営業日・実際は約40日)。これに往復送料2〜3万円〜、保険料、輸出時に申告価格の10%、輸入時の関税・消費税(申告価格の約15%目安)が加わります。
諸費用込みで1冊あたり約1万5千円前後がかかる計算になります。これが元が取れるのは、鑑定なしでも数万円の値がつく本に限られます。数千円の本に鑑定費用をかけると確実に赤字です。費用の詳しい内訳と損益分岐点の考え方はBGS漫画鑑定の費用と損益分岐点にまとめています。
今のうちに自分のコレクションの中から「これは鑑定に出す価値がある」という候補を絞り込んでおくと、再開直後に素早く動けます。
2. 本のコンディションを確認・記録しておく
BGSのグレードは10点満点で、サブグレードはセンタリング・角(コーナー)・エッジ・表面の4項目で評価されます。鑑定に出す前に、この4項目を自分で確認しておくと期待するスコアの見当がつきやすくなります。
具体的には、本の角が潰れていないか、背表紙にシワがないか、ページのヤケ・シミの有無、カバーの印刷ずれ(センタリング)などを確認します。現状の写真を撮って記録しておくと、後で申告価格を決める際の参考にもなります。
なお申告価格は購入価格を基準にする案内が代行業者から出ています。高く申告するほど輸出入の関税も増えるため、適切な価格設定の判断が必要です。
3. 代行業者・公式サイトの情報を定期的にチェックする
受付再開がいつ告知されるか、突然なのか事前告知があるのか、再開直後に枠がすぐ埋まるのかどうかは、現時点では分かりません。代行業者に事前登録できるかどうかも業者によって対応が異なる可能性がありますので、気になる業者に直接確認してみてください。
Beckett公式サイト(beckett.com)と、利用を検討している代行業者のお知らせページをブックマークして、定期的に確認する習慣をつけておくのがベストです。
鑑定に出す価値がある本かどうかを見極める
受付再開を待つ間に、もう一つ大事な準備があります。手元の本が「本当に鑑定に出すべき本か」を見極めることです。
鑑定済みの漫画がなぜ高値がつくかというと、コンディションが客観的に証明されるからです。逆に言えば、コンディションが良くても市場での需要がなければ鑑定費用を回収できません。
需要が高い傾向にあるのは、初版・希少な版のもの、作者のサイン入り、廃刊・絶版になった作品、海外でも人気のある作品などです。サイン本・直筆入り漫画の価値50選なども参考になります。逆に、増刷されて流通量が多い本、現在も入手しやすい本は、鑑定しても価値の上乗せ効果が限定的なことが多いです。
eBayの落札履歴を使って鑑定済み漫画の相場を調べる方法も身につけておくと判断の精度が上がります。調べ方については別記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
よくある質問
Q. 「BGS以外の海外鑑定会社」はないの?
PSA(Professional Sports Authenticator)やSGC(Sportscard Guaranty)など海外の鑑定会社はいくつかありますが、これらは主にスポーツカードやトレーディングカードが専門です。2026年9月時点で、漫画単行本(日本のマンガ)の鑑定を公式サービスとして提供している海外鑑定会社はBGS以外に確認できていません。CGCが最有力候補ではありますが、前述のとおりまだ公式開始の案内がない状態です。
Q. BGSの停止はいつ解除されるの?
2026年9月30日時点では、BGSから漫画・雑誌の受付再開に関する公式な案内は出ていません。カード鑑定の一部(Express)は再開していますが、漫画の記載はなし。再開時期の見通しは現時点では分かりません。代行業者も「BGSが再開次第」という案内のみで、具体的な時期を示していない状況です。
Q. 今持っている漫画を鑑定なしで売るのはもったいない?
必ずしもそうとは言えません。鑑定費用(諸費用込みで1冊あたり約1万5千円前後)を考えると、鑑定なしでも高値がつく本でないと費用を回収しにくいです。まずは買取業者への査定で現状の評価額を把握してから、鑑定に出すかどうかを判断するのが現実的です。ネットオフやブックサプライなど複数の業者で査定を取り比べてみるのもひとつの手です。
※査定額・買取価格は状態・時期・各社の基準によって変わります。最新の条件は各社サイトでご確認ください。
まとめ——2026年9月時点の選択肢を整理する

- BGS:漫画・雑誌の新規受付は停止中。公式サイトもメンテナンス状態(2026年9月30日時点)。いつ再開するかは未公表
- CGC:漫画鑑定の準備は進んでいるとみられるが、公式サービスはまだ開始されていない。開始日・料金ともに未公表
- 国内鑑定会社:漫画単行本の鑑定を公式に受け付けている会社は確認できていない
- 今できる準備:候補の本を絞り込む・コンディションを記録する・公式サイトと代行業者の情報を定期チェックする
- 経済的な判断:諸費用込みで1冊約1万5千円前後。鑑定なしで数万円の価値がつく本でないと採算が取りにくい
「今すぐどこかに出せる」という情報を期待していた方には申し訳ないですが、2026年9月時点の正直な現状はこのとおりです。ただし漫画鑑定への関心・需要が高まっているのは事実で、BGSの再開やCGCの参入が実現すれば状況は大きく変わります。
次にやること:まずは手元のコレクションの中から鑑定候補を絞り込みつつ、Beckett公式サイトと代行業者のお知らせを定期的に確認する習慣をつけておきましょう。受付が再開された瞬間に動けるかどうかで、結果が変わってくることもあります。
費用の詳細や損益分岐点の考え方はBGS漫画鑑定の費用と損益分岐点で詳しく解説しています。受付再開の最新情報はBGS漫画鑑定停止2026年の詳細まとめをブックマークして随時チェックしてみてください。
※価格や受付状況は執筆時点(2026年9月30日)の情報です。最新の情報は各社公式サイトや代行業者にて必ずご確認ください。
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